
冠羽のある、中型のペンギン。雌雄の外観はほぼ同じ。
ややオレンジ色を帯びた黄色く短い羽毛が太めの帯状になって上くちばしの付け根近くから、眼の上を通り、後頭部に向かって伸びている。黄色い帯はその先で、約5cmの飾り羽となって後頭部に垂れ下がっている。冠羽を立てると、両眼の後方あたりから先の部分が広がり、羽毛の先が首のあたりまで垂れ下がる。
頭部、のどの上部、頬の羽毛は黒い。
体の背側と尾羽は青味がかった黒色。ただし換羽を重ねて歳をとるにつれて次第に茶色くなっていく。腹側の羽毛は光沢のある白色で、のどと両頬の部分の黒い羽毛との間にはっきりした白黒の境界ができる。
フリッパーの外側は青味がかった黒色で、先端に行くに従い黒い部分が細くなり、先端は白くなっている。フリッパーの裏面の先端部には黒い部分があり、あとは全体に白くなっているが、付け根部分から先端に向かって黒い羽毛の筋が不規則に入っている。この模様は、個体識別の目印にもなる。
虹彩は、明るくややくすんだ赤色。
※(個体差があり、ピンクがかった茶色、薄黄色がかった茶色のこともある。)
くちばしはくすんだオレンジ色で、大きく重量感があるり、各部分は分厚く膨らんでいる。くちばしの付け根には皮膚が裸出していて、ピンク色の三角形を描いている。
脚と足の表面はピンク色。足の裏は黒味がかった茶色で、爪は黒い。
51〜61cm 2.5〜4.8kg
詳細な研究は無いが、オキアミ、イカ.タコ等の頭足類、小魚、との調査がある。
フィヨルドランドペンギンより、社会性が強い。
21年以上生存した記録がある。
背面がチョコレート色、腹面は薄黄色がかった茶色。
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冬期、スネアーズ島の繁殖地を離れている間、どこにいるかは不明。島を離れたペンギン達は「オーストラリア沖にいる説」と「ニュージーランドの北島付近にいる説」がある。流鳥はオーストラリアのタスマニア、マッコーリー島から報告されている。
ニュージーランドの南にあるスネアーズ諸島のみ。
1968年に調査が始められて以来増加の傾向にあったが、1988年現在、約6万6000羽で安定している。
8月の終わりから2月の始めまで。
巣は浅いクレーター状で、周囲に小石が並んでいるが、これに草とグアノが加わることもある。巣作りに適しているのは、ぬかるんだ平坦地や緩やかな傾斜地、むき出しの花崗岩や傾斜した岩の隙間、隠れ場所のある森や低木の下などであるが、開けた湿地帯に巣を作ることもある。
営巣地は騒音に満ち、ペンギン自身によって踏み固められ、グアノ(糞化石)が堆積して隠れ場所が無くなると、そこは放棄され、コロニーは次第に移動していく。
営巣場所には強い固着性を示し、そこを防御する。
3週間ほどたつと、ヒナは集まって30羽程度のクレイシを形成する。11週齢ごろになると、小さな群れをつくって海岸へ出ていき、何度も引き返したすえに、水に飛び込む。
雄は、育雛期間中ずっとヒナと一緒に過ごし、規則正しくヒナの羽づくろをする。ヒナは親鳥の足の上に乗り、抱卵斑に体を密着させて休む。雌はその間毎日、夕方早めに海から戻り、ヒナに餌を与えて、翌日夜が明けるまで巣にとどまる。
繁殖個体は営巣地で、3〜4週間かけて行う。非繁殖個体は、コロニーの周辺や上陸場所のむき出しの岩場で行う。スネアーズ島を出て、ニュージーランドやオーストラリア南部で換羽をする個体もいる。