Eudyptula
コガタ属には、コガタ、ハネジロ の2種。
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ハネジロを亜種とする考え方もある。 以前、1976年にキンスキーとファラによって、ハネジロも含め6亜種とする考え方もあった。 ハネジロ、クックコガタ、キタコガタ、フェアリー、チャタムコガタ、ミナミコガタ。 その後、5亜種については独立種としては、疑問があり品種とし、ハネジロだけは独立した亜種として認められた。 最近のDNA分析では、ハネジロを独立種としている。
属名のEudyptula(エウディプトゥラ)は、『小さな優れた潜水者』の意味。 (マカロニ属の属名「Eudyptes」の『優れた潜水者』と同じ意味で、”非常に小さい”ことを表す。
全ペンギンの中で最小のペンギン属。 体色は、背面が青黒色または青灰色。 腹面は白色。 ハネジロの方が、一回り大きい。 体重は、コガタは1kg、ハネジロは1.5kg。
オーストラリアとニュージーランドの本島および周辺諸島の海岸に分布。 北限はオーストラリアのペンギン島とカルナック島、南限はニュージーランドの南島およびスチュアート島。 冬期の非繁殖期でも、成鳥は本来の繁殖地から遠く離れる事は少なく、定着性が強い。離れたとしても、100km以内に留まる。
採餌は周辺の海域、沖合20kmぐらいの所でします。 主に小魚やイカなどを食べます。 早朝まだ暗いうちに海へ出かけ、夜、浜辺に戻って来ます。 これは、猛禽類、カモメ類などの天敵を避ける為と思われます。
洞穴性の個体群と穴居性の個体群とに分かれます。 洞穴性のものは、波の侵食によってできた洞穴を利用しています。 穴居性のものは、穴を掘ったり、崖のくぼみや岩の割れ目、茂みなどをそのまま利用しますが、 アナウサギやミズナギドリの巣穴を利用したり漁師の小屋の床下に巣穴を作る事もあります。
3月〜7月にかけて繁殖行動を開始します。 8〜10月頃、卵を2個 産卵します。 9〜11月には孵化します。 温帯のペンギンは、周年繁殖(1年中どれかの個体が繁殖している事)するので、産卵孵化の時期に開きが見られます。
繁殖期の初め、未交尾のオスはソロ・コールという独唱でメスを誘います。 洞穴性の個体群では、何羽か集まってコーリング・クラブを作って男らしさを競います。 こうして配偶者を見つけます。