Aptenodytes
エンペラー属には、エンペラー、キング の2種。
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キングには、2亜種が確認されており、ヒガシキングと、ニシキングと命名されている。 ヴァイオットによればもう1亜種、クロゼ諸島とケルゲバレン諸島の個体群の間には遺伝的に大きな違いがあり、体の大きさの上でも明らかな違いがあると言う。
属名のAptenodytes(アプテノディテス)は、『羽毛のない潜水者』の意味。
大形ペンギンの属。 ペンギン全種の中で、エンペラーは最大、キングも2番目の大きさ。 背側は、エンペラーは灰色がかった黒色、キングは黒みがかった灰色。
それぞれ、首の両わき、耳の後ろに斑紋が有る。
エンペラーは南極大陸の流氷帯の内側で生活し、通常その外側の開水面では生活していない。 繁殖期の終わる12月か1月上旬に繁殖地を離れ、3月には戻って来る。 キングは南緯46度〜55度の間に点在する亜南極および南極域の島々で繁殖する。
採餌海域は、南大西洋、南インド洋、オーストラリア南部。 年間を通じて、多くの個体は、繁殖地か海岸の小集団の中ですごす。 ワンダラー(若鳥や非繁殖個体)は遠く放浪する性質があり、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、南アメリカの沿岸部のほか、 南極大陸にも上陸しているのが記録されている。
エンペラーは、深く潜る時には大きな魚やイカ、タコを食べています。
浅く潜る時は、小魚や、オキアミを食べます。
キングの場合は、主にイカを、魚も食べる事が有ります。
昼間は深い所で、夜は浅い所で採餌しています。
これは、夜になると、餌が浅い所に上がってくるからです。
イカのような深い所にいる餌を食べれるのは、他のペンギンに比べ体が大きく深く長く潜れるからでしょう。
エンペラーは、南極大陸の縁の定着氷の上で繁殖します。 キングは、インド洋と大西洋の亜南極の島々に繁殖しています。 両種の繁殖地は重複してはいません。
エンペラーは、3月に海から200km離れた繁殖地に上陸してくる。 真冬の5月に産卵し12月まで給餌は続く。
両種とも終身連れ添う訳ではなく、つがいの関係は1繁殖期で解消するが、次の繁殖期にも引続き同じ個体同士でつがい関係を継続する個体もいる。
首の両わきの鮮やかな斑紋は、オスがメスを惹き付ける重要な役割をはたします。 エンペラーは「よたよた歩き」、キングは「広告歩き」と呼ばれる首を左右に振りながら斑紋を後ろから来るメスに見せる歩き方をして、魅了するわけです。 エンペラーは身を寄せあって暮らしていますが、キングは身体を接触するのを嫌います。 エンペラーの住む南極の厳冬期は氷点下60℃まで冷えるので身を寄せあって極寒を耐えぬきます。 キングは比べると、まだ温度が高いので縄張りを主張します。 両種とも巣を作らない。 卵は1つ産むだけで、卵やヒナは足の上に乗せて運び、だぶだぶの腹部の皮膚の抱卵斑(ほうらんはん:繁殖期に腹部の羽が薄くなり暖め易くなる)で覆う。 乗せたまま、じりじりと移動する。